History:K  Vol.12
September.13 2015 TOKYO/JAPAN
Sun Sep 13 2015 10:47:44
TOKYO/JAPAN
September.13  2015  TOKYO/JAPAN

History:K  Vol.12

History:K  Vol.12

Wikipediaには載っていない、紀里谷和明の本当のhistory。ここでは本人自らそのルーツを語ってもらい、今という時間にどう繋がってきたのか? これは紀里谷の生い立ちを通し、過去・現在、そして未来を灯す、ひとつのストーリーである。

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「CASSHERN」の成功を受けて、ハリウッドへ渡った紀里谷だったが、アメリカの景気悪化に伴い、やむなく日本へ帰国することに。そして監督のみならず、プロデューサーとしても関わった「GOEMON」が満を持して公開。同作で再びハリウッドへの再起を望んでいたが、思ったような結果にはならなかった。それから紀里谷和明の名を日本であまり聞くことはなかったように思える。一体、どこで何を感じて過ごしていたのだろうか。そして8年後、念願のハリウッド制作の初映画「ラスト・ナイツ」に込められた思いとは――。

「GOEMON」の公開後はアメリカに戻っていて、その辺りから急激に自分の価値観が変わっていった時期でした。やっぱり世の中の人は、職業や肩書き、「何をしたのか」という成功などを気にするんですよね。そこでしか人を見てもらえないと。かつて自分もそうでしたし、それが重要だと思っていたんですが、「自分はなんなのか?」というもっと抽象的な職業だけではないようことを考えるようになって。それ以前からも考えることはあったのですが、「ラスト・ナイツ」のセットアップをしながら、非常に自分と向き合った時間だったと思いますね。