絶望と希望について
May.01 2015 TOKYO/JAPAN
Fri May 01 2015 18:59:41
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絶望と希望について


■人は「自分で自分をだます」ものである

ーー紀里谷さんは普段、どちらかというと、世間的に見て「絶望的」なことを語ることが多いですよね。

そうかもしれないですね。

ーー初めて会ったり、話を聞いたりした人は「なんでそんなに絶望的なんですか?」と思う人もいるのではないかと。その、「なぜ?」というのを、改めて読者に向けて語っていただきたいなと思うのですが。紀里谷さんにとって「絶望と希望」ってなんですか?

希望というのは、明らかに絶望的なときに出てくるものですよね。「絶望」というものは、諦めが入っているときなのかな。絶望的状況の中で、諦めちゃう。俺は諦めちゃってるのかもしれないですね(苦笑)。

みんな、「自分で自分をだます」じゃないですか。だから、「絶望的」に聞こえるくらい強いことを言わないと、伝わらないんじゃないかな、と思ってしまっているのかもしれない。「人間、なんとかなる。大丈夫だよ」とか言われても、俺は「いや、大丈夫じゃないだろ!」と思ってしまうんです。

「なんとかなるさ」派の人は、それでうまくいくのかもしれないし、わからないですけどね。たとえばうちの母親は、すごくそういうタイプの人なんですけど、それでうまくいってますしね。逆に、俺は「なんとかなるさ」派の人間じゃないから、うまくいかないということなんでしょう(苦笑)。